利夫の失敗しないお墓の知識BLOG

焼香ではなく献花を行うキリスト教でのお葬式

2018年04月13日
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日本でお葬式といえば仏式が一般的です。約8割は仏式で執り行われると言われています。ですが、信仰する宗教は人それぞれです。亡くなった人が仏教以外の宗教を信仰していた場合、その宗教に則って葬儀が行われます。

例えば、キリスト教の場合は教会で執り行われるのが基本です。仏式のお葬式の場合には焼香を行いますが、キリスト教の場合は焼香ではなく献花を行います。白い色の花で、持ちやすいように茎が長い、カーネーションや菊といった花が選ばれるようです。

お焼香をする時と同じく参列者が1人ずつ、献花を行っていきます。自分の順番が来たらまず、遺族に対して一礼をしてから両手を添えて、係の者より花を受け取りましょう。この時、気を付けたいポイントがあります。花の持ち方があるので、間違わないよう注意が必要です。

右手は手の平を上向きに、そして左手は手の平を下向きにして、花の部分が右側にくるように持つのが基本です。このようにして花を持ったまま献花台へと進みます。一礼してから献花台の上へ両手で花を置きましょう。花を置く際は時計回りに花を持ち替えて、根本が祭壇の方へと向くようにするのがマナーです。献花したら手を合わせて黙とう、または遺影に一礼して少し下がってから遺族・神父にも一礼して自席へ戻りましょう。

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